同人活動にご興味をお持ちのみなさん、こんにちは!
この記事では、同人即売会について解説していきます。
同人誌即売会とは
同好の士が作った作品を持ち寄り、展示をしたり、金銭と作品を交換したりする場です。
便宜上、「買い物」や「お客様」、「販売」といった言葉を使うこともありますが、あまり好まれません。
参加者は皆、同好の士であり平等な立場であるためです。
また、参加者はプロ・アマを問わず、企業が参加することもあります。
即売会は東京、大阪、福岡などの大都市の大きな会場をはじめ、地方で開催されることも少なくありません。
イベントによっては一次創作、二次創作の区分けがあったり、男性向け、女性向け、コスプレ参加の可否など様々なルールがあります。
参加の際には、それぞれのイベントの参加要項をよくご確認ください。
このページでは代表的なもののみ紹介していきます。
同人誌即売会の種類 —オフライン—
「コミケ」という言葉を聞いたことがありませんか?
「同人誌即売会」=「コミケ」と思っている方もいるかもしれませんが、それは少し誤解があります。
確かにコミケも同人誌即売会の一種ではありますが、同人誌即売会はコミケだけではないのです。
同人誌即売会はイベントと呼ばれることも多くあり、色々な種類があります。
コミックマーケット
恐らく日本、もしかしたら世界で一番知名度の高い同人誌即売会ではないでしょうか。
略して「コミケ」と呼ばれるイベントで、有限会社コミケットが主催しています。
コミケは年に2回、3日間ずつ開催され、8月のイベントを「夏コミ」、12月のイベントを「冬コミ」といいます。
会場は東京ビッグサイトです。
コミックシティ
赤ブーブー通信社(通称:赤ブー)が主催のイベントです。
年に数回開催しており、代表的なのは以下のものです。
・COMIC CITY大阪:1月/インテックス大阪
・HARU COMIC CITY:3月開催/東京ビッグサイト
・SUPER COMIC CITY:5月開催/東京ビッグサイト
・SUPER COMIC CITY関西:8月開催/インテックス大阪
コミティア
コミティア実行委員会が主催のオリジナル作品限定、コスプレ禁止の同人誌即売会です。
このイベントでは、同人誌というどこか閉じたイメージのある言葉よりも、自主制作漫画誌展示即売会という名称を好んで使用しています。
年に4回の東京開催、年に3回の大阪開催の他、名古屋、新潟、札幌、福島などの同人誌即売会主催者とも協力した地方開催も行われています。
作品を持ち込むことのできる出張編集部が設けられていることも多いようです。
文学フリマ
正式名称は「文学作品展示即売会」。
年に10回ほど、東京をはじめとした全国各地で開催されるフリーマーケット方式のイベントです。
持ち込む作品は「自らが文学と信じるもの」という独特な条件のものですが、小説や短歌などの他、漫画、絵本、紙芝居などが展示されることもあるそうです。
同人誌即売会の種類 —オンライン—
オンラインイベントには企業が主催するものと個人で主催するものがあります。
いずれもオフイベと比較すると小規模なものになりがちですが、地方在住の方やどうしてもオフイベに参加できないという方も含め、インターネットにアクセスさえできれば全国どこからでも参加できることが強みです。
まず、企業が主催するオンライン即売会として代表的なものは次のものです。
・pixiv主催:NEOKET
・とらのあな主催:とらのあなWebオンリー
・赤ブーブー通信社主催:エアブー
次に、オンライン即売会サービスについてです。
好きなカップリングのオンリーがオフイベで開催されない……という場合などに、サービスを利用して個人でオンライン即売会を主宰することができます。
よく利用されるサービスを挙げてみました。
・pictSQUARE
・PICREA
・VOiCE
おわりに
お読みいただきましてありがとうございました!
イベントについて少しでもお役に立てておりましたら幸いです。
よい同人ライフを!
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